WAMNETロゴ
ニュース
【福井県】

山で遊ぼ! 開放10年 「子どもに喜びを」 自然観察や体験企画

福井新聞 2020年1月16日(木)
山で遊ぼ! 開放10年 「子どもに喜びを」 自然観察や体験企画

自然の魅力を参加者に伝える吉田さん(右)=福井県福井市竹生町

 子どもたちに地元の自然に触れてもらおうと、福井県福井市清水東公民館の元主事吉田真美子さん(竹生町)が、所有する山の一部を遊び場として開放している。開放から10周年を迎え、「さらにイベントを充実させ、子どもたちにもっと喜びを与えたい」と意気込んでいる。

 吉田さんは2006年に同公民館主事になり、自然観察指導員の経験を生かし、子どもの野外活動に取り組んだ。活動を通し「もっと子どもたちに自然に触れ合ってほしい」と、所有する山の一部を整備、名字にちなみ「ヨッシーの森」と名付けた。隣接する敷地所有者の理解も得て、10年から遊び場を開放。生き物や植物の観察会、木の伐採や火起こしなどの体験会を開いている。

 約800平方メートルの遊び場には、竹を骨組みとしたテントやブランコ、ハンモック、ベンチ、テーブルを設置。子どもたちが作ったシイタケの原木もある。

 本年度は、清水東地区自治会連合会主催の「里山まるごとたのしみ隊」のメンバーとして、8回のイベントを開く。このうち、5回目となった昨年11月のイベントには、福井市内外から親子2組6人が参加した。林業士と森林インストラクターの資格も持つ吉田さんは、3人の子どもに木の切り方を指導。子どもたちは「よいしょ、よいしょ」とのこぎりをひき、切り終えると笑顔を見せていた。

 遊び場でのイベントによく参加する児童は「虫も自然も大好き。家でよくお父さんと棚を作っている。ヨッシーの森のおかげでいろんな体験ができる」と喜んでいる。

 「自然を知ることで植物や昆虫などの命の大切さが分かる。小さいときに自然に触れた子どもたちが、将来、地元に戻ってきてくれれば」と話す吉田さん。「これからも活動を通して清水東地区を盛り上げたい」と、イベントをさらに充実させるつもりだ。

表示モード:

  1. スマートフォン
  2. PCサイトはこちら