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【山梨県】

大学生が団体設立 子どもの学習を支援へ

山梨日日新聞 2021年7月15日(木)
大学生が団体設立 子どもの学習を支援へ

子どもたちの学習支援などに取り組む大学生ら=南アルプス市有野

 山梨県内の大学生4人が学生団体「Arabesque(アラベスク)」を設立した。認定NPO法人「フードバンク山梨」(南アルプス市、米山けい子理事長)と連携し、法人事務所で子どもたちの学習支援などに取り組む。4人は「子どもたちの新しい居場所をつくっていきたい」と話している。

 団体を設立したのは、清水そらさん(20)=山梨大3年=、名取祐太さん(20)=山梨学院大3年=、石川結香さん(21)=山梨学院大3年=、渡辺結衣さん(20)=山梨県立大3年。
 清水さんが大学で困窮世帯の子どもの教育や生活の実態を学ぶ中で、「学習塾に行くのが困難な子どもたちに、自由に学習などができる居場所を提供したい」と考え、韮崎高時代からの友人だった3人に声を掛けた。
 団体名の「Arabesque」は、茎や葉などが絡み合う「唐草模様」を意味しており、子どもたちがさまざまな人と出会い、社会とつながるきっかけになってほしいとの思いを込めた。
 フードバンク山梨と連携し、子どもたちに勉強を教えたり、一緒に遊んだりする「ももっ子クラブ」の事業に取り組む。法人が支援する家庭の小学3年〜中学3年の子どもを対象に、同市有野の法人事務所で、毎週土曜日に開設する。
 初日の3日は4人が参加。子どもたちは清水さんらの解説を受けながら、持参した参考書や問題集を使って漢字問題や英語の文法問題などに取り組んだ。学習後は全員でカードゲームやボードゲームなどを楽しんだ。参加した男子小学生は「大学生に分かりやすく教えてもらえた」と笑顔を見せた。
 事業は来年3月まで続けるという。清水さんは「自分たちにできるのは小さなことかもしれないが、子どもがのびのびと過ごせる空間になってほしい」と話している。

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