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脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)

脊髄神経の通り道である脊柱管が狭くなり、さまざまな障害を引き起こす疾患です。障害は狭窄する部位により、頸部脊柱管狭窄症と腰部脊柱管狭窄症が代表的です。

【主症状】

・頸部脊柱管狭窄症は肩こりや頸部の痛み、上肢から手足にかけてのしびれがあります。悪化すると、手の力が萎える、足のふらつき、尿切れが悪くなるなどの症状が生じます。

・腰部脊柱管狭窄症は、腰やお尻、ふくらはぎ、すねの痛み、しびれ、下肢筋力の低下などの症状があります。典型的な症状として、歩くと腰や足に痛みが出始め、立ち止まったりしゃがんだりすると痛みが和らぎます。

【生活上の障害】

・上記の諸症状が生活障害につながります。

【予後のリスク】

・痛みや痛くなる不安から歩く気力を失いがちで、下肢筋力の低下につながります。

・後屈(背を反らす)は脊柱管をさらに狭くする危険があり、病状を悪化させます。

【気をつけたいこと】

・上手に歩いて運動量を落とさないことです。前屈姿勢で歩くと痛みが軽く、歩ける距離も延ばせます。杖やシルバーカーは前屈姿勢を保ちやすくなります。

・痛みが強いときはコルセットを使用します。カイロや入浴で温めるのも効果的です。

監修者
飯島治(亀戸大島クリニック院長)

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