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脊髄小脳変性症(せきずいしょうのうへんせいしょう)

運動失調を主症状とする神経変性疾患の総称です。非遺伝性と遺伝性があります。代表的なものは、晩発性皮質性小脳萎縮症(ばんはつせい)があります。

【主症状】

・小脳性の運動失調、脊髄性の運動失調があります。厳密には個々の疾患により異なります。

・一般症状としては、歩行の障害、手足がうまく動かせない、姿勢の保持が難しい、ろれつが回らない、眼振(がんしん)(眼球が揺れる)、測定障害(物の位置を確認できない)などの症状があります。

【生活上の障害】

・症状全般にみられる運動失調=運動が円滑に行えないことによる不自由、障害があります。

【予後のリスク】

・病状の進行が緩やかなため、活動の低下に気づかず廃用症候群をきたしやすいことがあります。

・障害が高度に進むと、嚥下障害や呼吸器障害、排尿障害などが生じてきます。

【気をつけたいこと】

・進行が緩徐のため、障害にあわせた生活スタイルや介護の体制を比較的とりやすいといえます。

・不自由さを改善する工夫を積極的に試みて、生活の質の向上を目指します。

・生活動作訓練を継続し、日常生活活動を維持する取り組みが大切です。

監修者
石垣泰則コーラルクリニック名誉院長

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