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ケアマネジャーのしごとガイド

慢性腎不全(まんせいじんふぜん)

腎機能が不可逆的に低下した状態です。原因になる疾患としては糖尿病、高血圧、慢性糸(し)球体(きゅうたい)腎炎などがあります。

【主症状】

・腎機能50%以下までは無症状が大半です。

・初期は軽度の貧血、高血圧、夜間頻尿が起こります。

・進行すると、貧血の悪化や強い疲労感が生じます。

・末期は尿毒症になり、意識障害、嘔吐、呼吸困難、腹水、浮腫などが生じます。人工透析による治療が必要になります。

【生活上の障害】

・上記の諸症状が生活障害につながります。

・末期は定期の人工透析が不可欠です。

【予後のリスク】

・腎機能の低下につれて、心疾患(心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳梗塞)の発症率が高まります。

【気をつけたいこと】

・過労や感染症は病状を悪化させやすくします。

・薬剤の使用。抗生物質や解熱剤は腎機能に悪影響を与える危険性があります。

・貧血の治療は重要です。合併症のリスクを下げてくれます。

・血圧、血糖のコントロールが必要です。

・低蛋白の食事、塩分摂取の管理が必要です。

・排尿量、浮腫の観察が必要です。

監修者
小林大輝東京医科大学茨城医療センター総合診療科教授

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