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帯状疱疹(たいじょうほうしん)

水疱瘡(みずぼうそう)に罹ると、治癒後も病因の水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスは神経節に封じ込められて潜伏します。帯状疱疹は何らかの理由で体力低下をきたしたとき、このウイルスが再び活動することによって発症する皮膚病です。

【主症状】

・はじめは皮膚を帯状にかゆみやチクチクする痛みが出ます。

・やがて症状が出た部位に赤い発疹や水疱ができます。胸、腹、背中、手足、顔などです。

・皮膚症状と多少前後して、強い痛みがあらわれます。

・皮膚症状は約1か月ほどで治まります。痛みはしつこく残ることがあります。

【生活上の障害】

・疼痛があります(個人差あり)。痛みの強さとともに神経痛、知覚過敏、脱力など多様です。

【予後のリスク】

・皮膚症状が治まった後も痛みが続きます(疱疹後神経痛)。それによる活動性の低下が起こりえます。

・発症部位による悪影響があります。眼の周囲では結膜の炎症などが生じます。

・顔面神経麻痺、耳鳴りなどの後遺症が起こりえます。

・まれに中枢神経(脳、脊髄)障害が生じます。

・激しい痛みによる急死が起こりえます。

【気をつけたいこと】

・早期治療が後遺症を抑制するため、主症状の訴えがあったときは発症を疑います。

・急性期の治療期間中は安静第一です。

・心疾患など循環器系の疾患をもつ人は、特に疼痛の状況をていねいに確認します。

監修者
福地君朗(福地皮ふ科クリニック院長)

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