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医療・福祉現場の省エネ・省コスト対策

全12回に渡って、医療・福祉現場の省エネ・省コスト対策のヒントをお届けします。

<執筆>
公益財団法人東京都環境公社
東京都地球温暖化防止活動推進センター(クール・ネット東京)
「センターHP」:
http://www.tokyo-co2down.jp/
「ツイッター」:
https://twitter.com/#!/coolnet_tokyo
「ML」:
http://www.mag2.com/m/0000195977.html

第5回: 照明設備の運用管理

照明設備の省エネルギー

 照明設備は、医療・福祉施設が、その役割を果たすために大切な設備です。また、照明設備は、空調設備、給湯設備などと同じようにエネルギー使用量(電力)が多いので、必要な明るさと快適性を確保しながら省エネルギーに努める必要があります。

適正な照度(明るさ)

 照明設備の省エネルギーを行うにあたり、まず領域、作業、または活動の種類ごとに推奨照度を知る必
    要があります。推奨照度は、JISZ9110:2011「照明基準総則」の保健医療施設の表で知ることができま
    す。東日本大震災後、推奨照度の照度範囲が追補されて現在のJIS の規定になっています。照度の単位
    はルクス(lx)です。


 医療・福祉施設の領域、作業または活動ごとに照度を測定しましょう。現在の照度の実態を把握すること
    が大切で、照明設備の省エネルギーを行ううえでの出発点です。

照明設備の運用改善

照明設備の使い方を改善して、省エネルギーを行うことを「運用改善」といいます。

 こまめな消灯: 空室になっている時間帯や不要な場所の消灯。
    ・会議室、倉庫、給湯室、窓からの光で明るい部屋の窓際や廊下など。
    ・照明が個別に消灯できるプルスイッチの取り付けや、点灯範囲を細分化して、不要な範囲は消
     灯できるように検討しましょう。


    ・照明スイッチと点灯範囲の対応図を表示するとよいでしょう。
    ・人感センサー、明かりセンサーなどの活用も効果的です。


 照度の適正化:照度測定結果から明る過ぎる時の対策。
    ・照明器具からランプを取外して(間引きをして)照度を下げましょう。取外し後は、照度を確認してくださ
      い。
    ・ランプを取外すには注意が必要ですので、電気工事会社などに相談されるとよいでしょう。

照明設備の維持管理

 照明器具は定期的に清掃しましょう。事務所、研究所などで1年以上清掃を怠ると照度が1割近く低下します(暗くなる)。また、蛍光灯の寿命は約12,000時間(規定の明るさ以下になる時間)です。暗くなってきたと感じたら交換しましょう。

※ この記事は月刊誌「WAM」平成25年8月号に掲載された記事を一部編集したものです。
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