介護サービスにかかる費用の請求やケアマネジャーをサポートする
しごとの内容
介護保険施設や居宅介護支援事業所などで介護サービスにかかる費用の請求や介護支援専門員(ケアマネジャー)の補助的な事務をする専門職です。
主な職場
介護保険施設や居宅介護支援事業所など
将来性
介護保険制度の充実、また、法改正による制度の複雑化によって専門的な知識と介護報酬明細書などの作成の業務がますます重要視されるため、“隠れた資格”として注目されています。
登録者数
不明
勤務形態
介護保険施設や居宅介護支援事業所などの職員として従事しますが、勤務形態は常勤、アルバイトやパートなどの非常勤などとまちまちです。勤務時間は常勤の場合、9:00〜17:00が基本で、繁忙期には若干の残業もあります。アルバイトやパートの非常勤などの場合、必要に応じて勤務するため、子育ても可能です。
給与水準
常勤の場合、月額平均18万円ほどですが、アルバイトやパートの非常職などの場合、時給850〜950円が相場です。交通費は別です。
就職のルート
介護事務管理士技能認定試験を受験し、合格して取得します。
試験の方法
受験資格はとくにないため、だれでもOKです。試験は学科と実技があり、学科はマークシート形式で法規(介護保険制度、介護報酬の請求についての知識)、実技は介護請求事務(介護給付費単位数の算定、介護給付費明細書の作成、介護にかかわる用語についての知識)と実技(介護給付費明細書などの点検問題1問と作成2問)で、合格最低点は60%前後となっています。
なお、試験会場は札幌、盛岡、仙台、福島、東京、横浜、千葉、埼玉、群馬、栃木、茨城、新潟、長野、名古屋、三重、静岡、浜松、金沢、大阪、奈良、京都、福知山、神戸、岡山、広島、松山、高知、福岡、宮崎、熊本、沖縄の31か所で、年6回(盛岡、高知、福知山は3、7、11月のみ、沖縄は3、9月のみ)に実施されます。
資格取得のポイント
介護保険制度、介護報酬の請求についての知識をもっており、介護給付費明細書の作成ができれば大丈夫でしょう。
関連団体・組織
技能認定振興協会
http://www.ginou.co.jp/