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点字図書館
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点字図書や録音図書の提供や、点訳・音訳や、各種情報提供を通じて視覚障害者等の情報入手をサポート

概要

 点字図書や録音図書を提供したり、書籍・雑誌・資料の点訳(点字で書かれた文章への翻訳)や音訳(音声情報への変換)を行ったり、各種情報提供や講習会を行ったりして、視覚障害者等の情報入手を手助けする施設です。


<主なサービス内容の例> ※各施設によって提供するサービス内容は異なります

●図書の貸出

 利用者の希望を聞いて該当の図書を探し出し、蔵書になければ他の図書館から取り寄せて調達します。貸出は、来館による手渡しまたは郵送によって行います。

●製作

 既存の書籍を点訳または音訳して、点字図書や録音図書を製作しています。点訳・音訳を担う人材の養成も行っています。

●プライベート・サービス

 希望に応じて、利用者の持ち込む書籍や資料(家電製品の取扱説明書やパンフレットなど)を点訳または音訳したり、対面による朗読を行ったりしています。

●相談受付・情報提供

 福祉サービスや施設の概要、視覚障害者用機器の使用方法などについて、相談を受け付け、情報提供を行っています。

●講習会

 点字講習会やパソコン講習会などを行っています。


 点字図書館では近年、ICTを取り入れた業務合理化やサービス拡充が進んでいます。インターネットを利用した情報ネットワーク(名称=「サピエ」)が整備され、全国の図書館・点字図書館等*で所蔵されている点字図書や録音図書の「書誌データベース」が構築されて、全国単位での図書の検索、相互貸借、さらには登録された点字データや音声データ(国際標準のDAISY仕様によるもの)のダウンロードが可能となっています。

 (*ネットワークに参加した図書館に限る)

 また、2019年に施行された「読書バリアフリー法」や、2022年に施行された「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」を通じて、点字図書館には「視覚障害以外の障害者」(たとえば、文字を読むことが困難な発達障害者、上肢の障害などで本のページをめくることが困難な身体障害者など)に対する読書バリアフリー/情報アクセシビリティの確保という役割が求められるようになっています。また、地域における面的な読書バリアフリー/情報アクセシビリティの確保という観点から、一般の図書館との連携も重要な課題として位置づけられています。

施設数

76か所(2023年4月現在)


出典:「点字図書館一覧(令和5年4月1日時点)」|厚生労働省
(https://www.mhlw.go.jp/content/001151545.pdf)

主な就業職種

司書、点字指導員、貸出閲覧員または情報支援員、校正員または音声訳指導員 ほか

採用について

 図書館は都市部が中心で、地方には少ない状況です。現状では都市部でも欠員が生じた場合に求人がある程度です。

関連団体・組織

日本点字委員会

 http://www.braille.jp/

サピエ図書館

 https://sapie.or.jp/

特定非営利活動法人全国視覚障害者情報提供施設協会

 https://www.naiiv.net/



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