福祉(系)生協
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生活協同組合(生協)の組合員を中心に家事援助サービスや訪問介護員の養成などを行っている民間非営利の組織

概要

 生活協同組合(生協)の組合員やその家族、および地域の高齢者や障害者、児童の福祉の向上のため、入浴や通院などの介護や洗濯、調理などの家事援助サービスの提供、介護講座や福祉講座、訪問介護員・ホームヘルパー(介護職員初任者研修修了者)の養成などを行っている民間非営利の組織です。

 2000年4月に介護保険制度が導入されたことに伴い、都道府県知事の指定を受け、居宅支援事業者として従来の組合員を対象とした在宅福祉サービスを有償化し、広く一般住民を対象としたコミュニティビジネスへと転換するところが増えています。また、行政や地域の関係団体・機関との連携により実施している医療・福祉事業もあり、地域包括ケアシステムや地域共生社会づくりの担い手として期待されています。

事業者数

 298か所(医療・福祉事業を行っている生協の数。2017年度現在)

主な就業職種

 訪問介護員・ホームヘルパー(介護職員初任者研修修了者)、事務職員、介護支援専門員(ケアマネジャー)、栄養士

採用について

 個々の生協が独自に採用していますが、福祉系大学や短大に進学し、卒業後、就職するケースが一般的です。

 ただし、ほかの職業から転身したり、就職したりする場合もあるため、福祉系大学や短大、専門学校に進学し、社会福祉主事任用資格に必要な単位を取得したり、社会福祉士や介護福祉士、訪問介護員・ホームヘルパー(介護職員初任者研修修了者)の資格を取得するだけでなく、生協活動に深い理解のあることが求められます。

 なお、購買を中心とした一般の生協は1970〜1980年代に急増しましたが、1990年代後半から放漫経営や大型スーパーマーケットの進出に伴い陰りが生じているところがあるため、一部は福祉(系)生協に衣更えしたり、破綻したりしているところもあります。

関連団体・組織

日本生活協同組合連合会

 http://jccu.coop/

日本医療福祉生活協同組合連合会

 http://www.hew.coop/