保育所(保育園)
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子どもたちの世話を通じ、その心を豊かに育む施設

概要

 保護者の委託を受け、保育に欠ける乳児や幼児を保育します。

 具体的には、親など保護者のしごとや病気などのため、家族では保育が困難な0歳から就学前までの乳幼児を預かり、保護者に代わって、食べる、遊ぶ、眠る、排泄などの基本的な生活習慣を身につけさせたり、食事を用意したり、各種診療によって健康管理に努めるなど、健全な育成と豊かな人格形成の手助けをしたりします。通常は、朝、登園し、夕方に降園するまでの間、保育士による指導が行われます。

 しかし、近年、共働きの家庭が増えているだけでなく、母親の病気や出産などにより、午後8時ごろまでの延長保育や0歳児保育、緊急一時保育、さらには午後10時ごろまでの夜間保育や休日保育、障害児保育が行われるなど保育ニーズも多様化しています。

 また、乳幼児のころは人格の基礎をつくる大切なときであるため、家庭的な環境でゆったりと過ごせるよう配慮し、友だち同士の交流を通じて成長し合うべく、働きかけているところもあります。

施設数

 2万4,425か所(2014年4月現在)

主な就業職種

 保育士、保健師、栄養士、調理員、事務職員、運転手


<保育所での1日>
時間 活動内容
7:00 8:30 登園
8:30 室内遊び、個別活動
9:30 朝の会
10:00 飲み物
10:15 戸外遊び(お散歩、園庭などにて)
11:30 室内遊び
12:00 昼食
13:00 午睡
15:00 おやつ
15:30 室内遊び(絵本読み聞かせ、運動など)、戸外遊びなど
17:00 降園
18:30 20:00 延長保育
(19:00) (夕食)

採用について

 国は近年の課題である待機児童の解消に向け、2010年1月の「子ども・子育てビジョン」により2014年度末を目標に保育所(保育園)の定員を241万人とする方針を明らかにしていますが、保育所(保育園)の待機児童は2014年8月現在、約2万5,000人、潜在的な分も含めると同85万人と相変わらず多い状況です。

 そこで、政権交代を遂げた安倍首相は2013年7月、成長戦略の最優先課題として、向こう5年間で40万人の保育所(保育園)の定員増をめざす「待機児童解消加速化プラン」を発表し、株式会社の認可保育所(保育園)の参入も奨励しています。このため、2015年4月から「子ども・子育て支援新制度」が施行され、小規模保育事業所の設置も見込まれることから、職員数の需要も見込まれるため、今後、採用枠はますます広がるものと思われます。

 また、保育士という職種は結婚や出産などで中途退職する人たちも少なくないほか、最近では共働き夫婦の通勤の便も考え、駅前保育所(保育園)や企業・学校内保育所(保育園)、さらには認可保育所よりも定員が6〜19人と少ない小規模保育41所(保育園)も増えつつあります。しかも、このような離職保育士はかなりいるものとみられ、かつこれらの離職保育士に対し、都道府県保育士・保育所支援センターへの登録・啓発は2017年度末までに6万9,000人確保されることになっているため、採用の枠は十二分にあります。

 なお、公立の場合は公務員試験、私立の場合は各保育所の採用試験にそれぞれ合格することが前提となります。

関連団体・組織

全国保育協議会

 http://www.zenhokyo.gr.jp/

日本保育協会

 http://www.nippo.or.jp/

全国私立保育園連盟

 http://www.zenshihoren.or.jp/

WAM NET関連情報