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シルバー人材センター
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高齢者に老後の生きがいをもってもらうとともに、就業の機会を提供する市区町村単位で設置される機関

概要

 「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律(高齢者雇用安定法)」にもとづき、政府や自治体の助成や支援を受けて運営する公的な非営利団体です。入会資格は原則として60歳以上の高齢者で、だれでもいつでも入会できます。

 具体的には、入会後、自分の現役時代にもっていた、あるいは退職後に習得した資格や技術、特技などキャリアを活用し、センターからの紹介を受けて就業し、老後の生きがいを感じてもらう機会を提供するセンターです。

施設数

1,308か所(2023年3月現在)


出典:「シルバー人材センター事業の概要2023」|公益社団法人全国シルバー人材センター事業協会
(https://zsjc.or.jp/pamph_pdf?id=22#view=FitV)

主な就業職種

除草・水やり、器具の洗浄、施設内清掃、園児の登園・降園時の出迎え・見送り、送迎バスでの乗降補助、駐輪場管理、ポスティング、筆耕・あて名書きなど。

採用について

 だれでも自分のもつ資格や技術、特技などキャリアを活かす意思があれば入会でき、入会後、センターから紹介される住民の要望を受け、引き受けられるしごとを任意に引き受けます。

 平均月収は出来高払いで約3万5,000円程度です。就業年齢に上限はなく、就業は基本的に週20時間以内および月10日以内とされています。ただし、2016年4月、就業時間の要件を緩和する「シルバー人材センターの業務拡大に係る特例措置」が施行され、派遣や職業紹介に限り、厚生労働省が定める基準に適合するとともに、地元の民業を圧迫しないよう、都道府県知事が対象となる市区町村ごとに指定した業種や職種については週40時間までの就業が可能です。具体的には、生産関連事務や商品販売、製品製造・加工処理、運搬、清掃、包装、庭木の伐採などです。

関連団体・組織

公益社団法人全国シルバー人材センタ−事業協会

 https://zsjc.or.jp/



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