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SARSの病原体保有状況調査の結果について
掲載日:2004/04/02
更新日:2023/03/09
※ 更新から1年以上経過した情報です。内容が最新でない可能性があります。

 昨年、シンガポール及び台湾においてSARSウィルスの実験室内感染が発生したことを受けて、昨年12月に、文部科学省、農林水産省、経済産業省とともに、国内の研究所等におけるSARSの病原体保有状況調査を実施したところです。この度、その調査結果がまとまり、国内では8カ所の研究所等がSARSの病原体を保有していることが明らかになりましたので、お知らせします。  今回の調査により病原体の保有が確認された施設をはじめとする国内の研究所等に対しては、既に、SARSの病原体の厳重な保管・管理及びそれを取り扱う実験の安全確保の徹底につき、それぞれの所管する省より指導しているところです。また、今回保有が明らかとなった研究所等以外の研究所等において、新たにSARS病原体を保有する場合に備え、今後とも関係省が連携して情報の入手等に努めることとしております。  なお、名称、住所等の病原体保有施設に関する情報については、一切公表しないという条件で調査を実施していることを申し添えます。 平成16年4月1日 厚生労働省 照会先:厚生労働省健康局結核感染症課

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