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WAM助成(社会福祉振興助成事業)

助成先訪問レポート

WAMの助成先の中から、実際に訪問してお話をお伺いした民間福祉活動を紹介しています!

 

性的搾取のない社会の実現を目指して

~特定非営利活動法人 ぱっぷす~

デジタル性暴力を受けた被害者の総合的な支援を目的に、リベンジポルノ、児童ポルノ、AV出演強要に係る性的画像記録等の削除要請を行うとともに、違法性があるケースは被害者の同意のもと刑事事件化の対応を行い、デジタル性暴力を容認しない社会基盤づくりを推進する事業の取り組みを紹介します。

〔内容紹介〕

  • デジタル性暴力の被害相談が増加
  • 削除要請の代行で本人・家族の苦痛軽減
  • 2万1876件の削除要請を実施
  • 削除対応とともに刑事事件化につなげる
  • 個別支援とピアカウンセリングを実施
  • 加害予防に向けた教育・啓発に取り組む

小児食物アレルギーの普及啓発を通して子ども同士でアレルギーについて考える

~NPO法人ピアサポートF.A.cafe~

社会全体で食物アレルギーを理解し、協力できる体制づくりを目的に、小学校高学年向けの啓発教材を作成するとともに、食物アレルギーがあることを周囲に伝え、注意や理解を促す「食物アレルギーサインプレート」を医療機関に配布して普及を図る事業の取り組みを紹介します。

〔内容紹介〕

  • 小児食物アレルギー啓発活動に取り組む
  • 子ども同士で食物アレルギーを学ぶ機会を提供
  • 小学校高学年向けの啓発教材を作成
  • サインプレートを医療機関500ヶ所に配布
  • 食物アレルギーに対する高い啓発ニーズ
  • 啓発教材の提供が全国に広がる

要配慮者のための伴走型自立支援

~特定非営利活動法人ささえる~

高齢者や障害者、生活困窮者など要配慮者の地域移行を支えることを目的に、住まいの緊急時の一時受け入れをはじめ、食事支援や就労体験、居場所づくりなどを関係機関や専門職と協働しながら伴走型の自立支援を行う事業の取り組みを紹介します。

〔内容紹介〕

  • 地域で活動する医療・福祉専門職で団体を設立
  • 要配慮者の地域移行を支える自立支援
  • 食事支援と就労体験の場を提供
  • 対象者を限定しないシェルターを開設
  • シェアショップを地域交流の場に
  • 関係機関と連携して課題に応じた支援先を確保

食を通じた「多世代の居場所」づくり

~特定非営利活動法人こどもの未来をかんがえる会~

さまざまな困難を抱える子どもたちに食事提供や学習支援等を行うことを目的に、子どもを中心とした多世代の居場所を開設し、居場所として開放するとともに、弁当の配布やワークショップを行うイベントを開催するほか、母親の自己実現の場としてカフェや弁当事業を展開する事業の取り組みを紹介します。

〔内容紹介〕

  • 子どもに安心・安全な食事と居場所を提供
  • 常設の居場所「カフェ&スペース飛行船」を開設
  • 子どもの居場所として開放
  • 居場所でカフェと弁当事業を運営
  • 関係機関との連携を強化
  • 持続可能な居場所運営の基盤づくり

夏・冬休みのフードバンクと体験型SDGs教育プログラム

~認定NPO法人フードバンク北九州ライフアゲイン~

食料支援を必要とする子育て世帯に対し、LINE公式アカウントを活用したフードバンク活動の周知や情報提供の仕組みをつくり、学校の長期休暇における食料支援を実施するとともに、社会課題を解決する担い手の育成を目的とした体験型SDGs教育プログラムを作成する事業の取り組みを紹介します。

〔内容紹介〕

  • すべての子どもたちが大切とされる社会を目指して
  • 食料支援の拡大に取り組む
  • 企業と連携した食料提供の体制をつくる
  • 延べ1736世帯に食料支援を実施
  • 体験型SDGs教育プログラムを作成
  • グループ登録者は1800人に

社会的養護から巣立つ若者の自立を目指して

~NPO法人トナリビト~

社会的養護出身者や、さまざまな事情で親を頼れない若者に対し、自分らしく人生を切り開いていくための支援や居場所を提供することを目的に、自立支援、生活支援、就労支援ネットワーク構築、児童養護・社会事業に関する啓発活動を行う事業の取り組みを紹介します。

〔内容紹介〕

  • 自分らしく生きることのできる社会を目指して
  • 社会的養護から巣立つ若者の支援を強化
  • 相談窓口・居場所スペース「おとなりさん」を開設
  • 仕事が必要な若者と「職親」をマッチング
  • 法人内外の支援者を対象に勉強会を開催
  • 普及啓発事業で活動を広く周知

不登校の子どもが人とつながり学びあえる場づくり

~FUTURE DESIGN~

孤立している不登校の子どもや保護者が地域の居場所につながり、育ちや子育て支援、地域コミュニティの場とすることを目的に、不登校家庭と居場所をつなげるサイトのアップグレードを行うとともに、保護者・支援者向けと子ども向けのオンライン講座、居場所を活用したモデル事業を実施する事業の取り組みを紹介します。

〔内容紹介〕

  • 社会的に孤立しがちな不登校家庭を支援
  • 不登校家庭の親子と居場所をつなぐサイトを新設
  • 支援者・保護者を対象にした講座とピアカウンセリング
  • 農業体験で生きる力を育む
  • オンライン講座・部活動で自己肯定感の向上を図る
  • サロン運営が持続可能な運営基盤の構築に

多文化ソーシャルワークを広め、外国人住民が暮らしやすい社会をつくる

~認定NPO法人茨城NPOセンター・コモンズ~

外国人が安心して暮らせるよう福祉・医療分野での多言語サービスの提供体制の実現を目指し、多文化ソーシャルワークの推進に向けた検討会議の設置をはじめ、外国人の福祉ニーズへの対応状況の調査、福祉担当者への情報提供、福祉に関する制度・相談窓口を紹介する多言語版の支援ツールを作成する事業の取り組みを紹介します。

〔内容紹介〕

  • 人と組織がつながり共に行動する市民社会を目指して
  • モデル事業を活用して多文化ソーシャルワークを推進
  • 多様な関係者で構成する検討会議を開催
  • さらに現場ニーズにあわせた支援を実施
  • モデル事業後の新たな取り組み

遊びを通じた病児とその家族の心のケア

~特定非営利活動法人芸術と遊び創造協会~

病児とその家族に対し、遊びを通じた心のケアを行うことを目的に、病院に良質な玩具とおもちゃコンサルタントを派遣し、親子で豊かな時間を過ごす「おもちゃの広場」を開催するとともに、当事者家族や支援者、医療従事者向けに病児の遊びとおもちゃケアを学ぶセミナーを実施する事業の取り組みを紹介します。

〔内容紹介〕

  • おもちゃと遊びによる社会貢献活動
  • コロナ禍によりオンラインを活用した遊びプログラムを提供
  • 集団遊びと個別支援を両立した多様なプログラム
  • 対話を大切にした小グループでの活動
  • トークライブとセミナーをオンライン開催
  • 病児の遊び支援の新たな領域を開拓することに

外国にルーツをもつ若者が自分らしく過ごし、活躍できる場づくり

~公益財団法人とよなか国際交流協会~

社会的に潜在しやすい外国にルーツをもつ若者が抱える課題やニーズを明らかにすることを目的とした実態調査をはじめ、若者自身がレジリエンスやライフスキルを習得できる居場所づくり、進学や就労のための日本語サポートのほか、支援スタッフの育成研修を実施する事業の取り組みを紹介します。

〔内容紹介〕

  • 外国人のライフステージに応じた多様な支援に取り組む
  • 外国にルーツをもつ若者の実態調査を実施
  • スキルアップ研修により支援スタッフの資質の向上を図る
  • 相談機能をもつ居場所を運営
  • 高校進学を希望する若者への日本語サポート
  • 令和3年度から若者支援事業が指定管理事業に

 

 

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