障(しょう)がいのある子(こ)どもは、一定(いってい)の年齢(ねんれい)になると特別支援学校(とくべつしえんがっこう)などに通(かよ)い、身(み)の回(まわ)りのことを自分(じぶん)でするためのサポートやケアを受(う)けます。しかし、放課後(ほうかご)や夏休(なつやす)みなどの間(あいだ)は、そうしたサポートやケアは受(う)けられません。そこで、この時間(じかん)に通(かよ)ってもらいサポートを行(おこな)うのが、放課後等(ほうかごとう)デイサービスです。

ここは、そうした子(こ)どもの居場所(いばしょ)となるほか、本人(ほんにん)の希望(きぼう)を聞(き)きながら身(み)の回(まわ)りのことをするための訓練(くんれん)などを行(おこな)います。また、本人(ほんにん)の興味(きょうみ)・関心(かんしん)に合(あ)わせて、絵画(かいが)や園芸(えんげい)、工芸(こうげい)など、物(もの)を作(つく)る・作業(さぎょう)をする機会(きかい)なども作(つく)ります。

学校(がっこう)と環境(かんきょう)が大(おお)きく異(こと)なると、障(しょう)がいのある子(こ)どもたちは混乱(こんらん)してしまいます。そこで、学校(がっこう)の協力(きょうりょく)を得(え)ながら、それぞれの子(こ)どもにできるだけなじみやすい環境(かんきょう)づくりを進(すす)めます。

体(からだ)に障(しょう)がいがあったり、知的(ちてき)な障(しょう)がいがある子(こ)どもたちのうち、小(しょう)・中(ちゅう)・高等学校(こうとうがっこう)（特別支援学校(とくべつしえんがっこう)含(ふく)む）に通(かよ)っている人(ひと)が過(す)ごします。

障(しょう)がいのある子(こ)どもたちのサポートを行(おこな)う職員(しょくいん)として、児童指導員(じどうしどういん)や保育士(ほいくし)が働(はたら)いています。理学療法士(りがくりょうほうし)などのリハビリ専門職(せんもんしょく)や心理(しんり)指導(しどう)担当(たんとう)職員(しょくいん)、機能(きのう)訓練(くんれん)指導員(しどういん)、さらに看護師(かんごし)が働(はたら)いていることもあります。

日勤(にっきん)のみで、夜勤(やきん)や宿直(しゅくちょく)はありません。