料理は、おいしく簡単に手間もかからずにできれば、喜びもひとしお。口にした相手から感嘆の声が得られれば、作り手も頬がゆるんで笑顔になってしまいます。手間をかけず、少しの工夫で、季節を感じつつ食事をすることはとても大切なことです。
このコラムでは、食卓を囲むみんながほっこり温まる料理、高齢者の方でも簡単においしく作れる料理を紹介していきたいと思います。

第15回 自家製サケのみそ漬け

お手軽!魚を使ったみそ漬けメニュー!
お好みの味で、みそ漬けを作ってみてはいかがでしょうか。甘辛いみそ味は、サケともよく合います。みそ漬けは簡単に作ることができるので覚えておくと便利です。
材料(2人分)
- サケ(生) 2切れ
<みそ床>
- みそ カップ1
- 甘酒 カップ1/2
作り方
- 1.みそと甘酒を混ぜる。
- 2.サケに1を少量ぬり、ラップでくるんで冷蔵庫でなじませる(2〜3日)。
- 3.みそを洗い流してグリルで焼く。
☆大根のシンプル煮物
(作り方)
大根250g(約10cm)は皮をむいて7mm程度の厚さのいちょう切りにし、ごま油大さじ1でさっと炒めたら、だし1カップを注ぐ。砂糖小さじ1/2、酒、しょうゆ各大さじ1で味つけし、ほぼ汁気がなくなるまで煮つめる。
☆エビマカロニサラダ
(作り方)
マカロニ20gを塩を加えた湯でゆでる。マカロニをゆでた残り湯でむきエビ50gとざく切りにしたキャベツ2枚分をさっとゆで、冷めたらマヨネーズ大さじ2程度とマスタード小さじ1、砂糖少々で和える。
ひとくちメモ
魚の切り身は、ちょっとした工夫でおいしく保存できます。その代表がみそ漬けです。1パックに2切れや3切れ入っていて多いなと思っても、この方法を知っていれば、お買いものがしやすくなるでしょう。今回は手に入りやすいサケを使いましたが、魚はなんでも構いません。イカやエビ、ホタテなどもおいしく漬かります。本格的にみそ床を練り上げるレシピもありますが、ここでは手軽さを重視して、甘酒を利用してみました。みそは普段お使いのもので結構です。焼くときは焦げやすいので、火加減に注意しましょう。
☆高齢者の方へのポイント
みそ漬けは、みその種類によって風味が変わります。白みそを合わせたり、酒かすを練り込むなどして、お好みの味を探してみるのも楽しいですね。
過去のコラム一覧
- 第24回:タラと里芋の豆乳グラタン
- 第23回:牛肉のたたき
- 第22回:エビとブロッコリーのうま煮
- 第21回:レンコンと鶏ひき肉のハンバーグ
- 第20回:タラのおろし煮
- 第19回:薄切り肉のミルフィーユカツ
- 第18回:牛肉とマッシュルームのトマト煮込み
- 第17回:うなぎの炊き込みごはん
- 第16回:ブリの煮つけ
- 第15回:自家製サケのみそ漬け
- 第14回:薄切り肉の黒酢酢豚
- 第13回:きのこの土鍋ごはん
- 第12回:鶏肉の青のり竜田揚げ
- 第11回:トマトとエビのゼリー寄せ
- 第10回:ネバネバぶっかけそば
- 第9回:ちりめんじゃこの混ぜ寿司
- 第8回:鶏のはちみつ焼き
- 第7回:マグロの漬け丼
- 第6回:米ナスの肉みそあんかけ
- 第5回:サケの揚げ焼き甘酢あんかけ
- 第4回:ハマチのマリネ サラダ仕立て
- 第3回:柔らかポークチャップ
- 第2回:鶏手羽元と里芋の煮物
- 第1回:さんまの有馬煮