-生産性向上による働きやすい職場環境を目指して-
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2026年度の介護報酬の期中改定においては、生産性向上に取組む事業所の介護職員に賃金の更なる上乗せが実施され、2027年度には介護事業所における生産性向上委員会の設置が義務化される等、生産性向上の取組みは、介護事業所の経営において一層重要となっています。
また、介護DX(デジタルトランスフォーメーション)を通じて、人が担わなくても可能な業務をテクノロジーが担うことで、生産性を高め業務負担を軽減し、働きやすい職場環境、働き方の実現や、サービス等の新たな価値を創出することが期待されています。人材確保の難しさが続くなかで、持続可能なサービスを実現するためにも、介護事業者は生産性向上に継続的に取組み、今から機器導入や業務プロセスの見直しを計画的に進めることが求められています。
本セミナーでは、生産性向上を通じて働きやすい職場環境づくりに取組む事例を通じて、これからの介護と組織のあり方について理解を深めます。
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茨城県水戸市の社会福祉法人北養会 特別養護老人ホームもくせい 施設長の伊藤 浩一 氏に、職員の働きやすさを実現する介護DXの実践についてお話しいただきました。
稼働率アップを目的に導入した機器の活用が現場で進まないという失敗を基に、改めて法人のパーパス(存在意義)の策定に組織全体で取組み、「ひとりひとりが輝くちいき社会をつくる」ために目指す姿を共有して進めた組織変革とDXの取組みについて、事例紹介とともにご紹介いただきました。
また、生産性向上は、忙しいからこそ取組むことで業務改善し、職員の待遇改善や負担軽減、モチベーションアップ、サービスの質の向上等につながります。介護現場に浸透し始めている生成AIの活用も含めて、介護DXが職員の働きやすさに貢献していく効果と重要性についても、ご説明いただきました。
※特別養護老人ホーム もくせいは、「令和7年度 介護職員の働きやすい職場環境づくり内閣総理大臣表彰」を受賞しました。
社会福祉法人北養会 特別養護老人ホームもくせい
施設長 伊藤 浩一 氏
職歴
その他の現職等
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富山県の社会福祉法人おおさわの福祉会 理事長・施設長の岩井 広行 氏に、介護業界におけるDX推進の流れと加算取得状況をふまえた今後の生産性向上の取組みのポイントについてお話いただきました。
令和6年度に新設された「生産性向上推進体制加算」の取得状況は、令和7年8月時点で約75%の施設が未取得となっており、生産性向上に取組む施設とそうでない施設では、今後報酬面の格差も拡大することが予想されます。腰痛予防対策の宣言に始まった業務改善活動から、DX・ICT化へギアチェンジして以来、当法人では、業務改善活動の視点からICTを活用した課題解決を目指してシステムの導入を積極的に検討し、直接介助や個別ケアに充てる時間を創出してきました。こうした先進的な取組みにより、当苑は富山県内で唯一「加算Ⅰ」の算定を実現しています。
こうしたお話のほか、就職希望者に選ばれる魅力ある職場にするため、他法人との差別化を目指して全職員が関わった経営理念の策定や、事業譲渡を受けた老健施設のDX・ICT化推進による経営・職場環境改善の状況についてもご紹介いただきました。
※地域密着型特別養護老人ホーム ささづ苑かすがは、「令和5年度 介護職員の働きやすい職場環境づくり内閣総理大臣表彰」を受賞しました。
社会福祉法人おおさわの福祉会
理事長 岩井 広行 氏
職歴
富山県老人福祉施設協議会 会長
富山県福祉人材確保対策・介護現場革新会議 委員
主な現職等
2027年2月26日(金曜日)午後5時まで
福祉施設を経営する法人役員、施設長、事務長ほか施設経営に携わる方など
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