― 複雑化する子ども家庭福祉をめぐる課題と社会的養育のあり方 ―
【2月25日更新】
新型コロナウィルス感染症の感染拡大を考慮し、開催中止といたします。
すでにお支払いいただいている参加費等の取り扱いについては近日中に詳細をお知らせいたします。
子どもや家庭を取り巻く環境が大きく変化するなか、あとを絶たない児童虐待ニュースをはじめ、孤立感や育児不安を保護者が一人で解消しきれず、深刻な事態に陥るケースが近年相次いでいます。また、核家族化等による、家庭の養育機能の低下により、子ども家庭福祉における課題はより複雑化・多様化しており、それらを支援する体制の構築が急がれるところです。平成28年に改正された児童福祉法や、翌年取りまとめられた「新しい社会的養育ビジョン」、また平成30年に通知された「『都道府県社会的養育推進計画』の策定について」等では、社会全体で子どもや子育て世代を包括的に支援していく方針が打ち出され、行政機関をはじめとした多機関・多職種で連携し、すべての子どもの利益を優先した仕組みづくりが進められております。
「社会的養育ビジョン」においては、社会的養育の対象者は「すべての子ども」と定義され、何らかの事情により、社会的養護のもとで生活を送る子どもへの「家庭的養育」のさらなる推進が再認識されるとともに、代替養育までには至らないが、虐待が疑われる場合等の専門的な支援を必要とする家庭への在宅支援の強化も同時に提唱されました。
また、子どもや家庭への支援は、妊娠期や乳児期等のライフサイクルの一部を支援するだけでは解決が難しい側面があり、とりわけ虐待や貧困の課題に関しては、養育者を含めた家族支援がより重要となります。
そこで今回のセミナーでは、児童養護施設や母子生活支援施設をはじめとした社会的養育を担う事業者の専門性を生かした地域との関わり方と、家族課題の解決も視野入れたライフサイクル支援に重きを置きながら、これからの社会的養育のあり方について学んでいきたいと思います。
独立行政法人福祉医療機構
【開催日時】
2020年3月5日(木)
【講義時間(予定)】
午前10時00分~午後4時30分
【受付開始時間】
午前9時00分から
【会場】
AP新橋
4階「Dルーム・Eルーム」
東京都港区新橋1-12-9 A-PLACE新橋駅前
会場案内:
(237KB)
【最寄り駅】
JR「新橋駅」銀座口から徒歩1分
東京メトロ銀座線「新橋駅」、都営浅草線「新橋駅」5番出口すぐ
都営三田線「内幸町駅」A2出口から徒歩4分
9:00~ 受付
9:50~10:00
オリエンテーション 開会のあいさつ 独立行政法人福祉医療機構
10:00~10:50
「子ども家庭福祉における施策動向(仮題)」
【講師】厚生労働省 子ども家庭局 家庭福祉課 社会的養護専門官 胡内 敦司 氏
10:50~11:00休憩
11:00~12:10
「地域に信頼される児童養護施設をめざして ~ すべての子どもに最善の利益を ~ (仮題)」
【講師】社会福祉法人別府光の園 統括施設長 松永 忠 氏
12:10~12:20
「福祉貸付事業の概要について(仮題)」
【説明者】独立行政法人福祉医療機構 福祉医療貸付部
12:20~13:20 休憩~簡易融資相談コーナー~
13:20~14:30
「子どもの発達支援と児童虐待の予防・早期解決に向けて ~ 保護者に寄り添う支援をとおして ~(仮題)」
【講師】あきやま子どもクリニック 院長 秋山 千枝子 氏
14:30~14:40 休憩
14:40~15:50
「世帯支援の専門性を生かした子育て家庭へのアプローチ ~ 孤立や貧困の解消を目指して ~(仮題)」
【講師】社会福祉法人みおつくし福祉会 母子生活支援施設 東さくら園 施設長 廣瀬 みどり 氏
15:50~16:00休憩
16:00~16:30
「児童養護施設の経営状況について(仮題)」
【説明者】独立行政法人福祉医療機構 経営サポートセンター リサーチグループ 小寺 俊弘
1名 8,800円 (消費税込)
100名
※2019年12月中旬から先着順にて受け付け、定員となり次第締め切ります。
名鉄観光サービス株式会社 MICEセンター
TEL: 03-3595-1121(受付時間 平日9:30~17:30)
FAX: 03-3595-1119
経営サポートセンター リサーチグループ セミナーチーム
TEL: 03-3438-9932(受付時間 平日9:00~17:00)
FAX: 03-3438-0371
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