-ケアの質・経営の質を高めるLIFEの上手な使い方-
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科学的根拠に基づく質の高い介護サービスの提供を目的として、2021年度の介護報酬改定で新設された「科学的介護情報システム」LIFEは、要介護度やADL等のデータ提出とそのフィードバックによるPDCAサイクルを推進し、こうした体制を評価するLIFE関連加算は2025年4月時点において施設サービスで約7割の算定率となる等、データの蓄積が進んでいるところです。
国の調査結果では、多くの事業所がLIFEを導入する一方、そのフィードバックデータについては、自立支援や重度化防止等のケアに関する評価や見直しといった日々のケアに活かされていない実態が明らかになっています。また、「科学的介護情報システム(L I F E)のあり方」検討会とりまとめでも、次期介護報酬改定に向けて、利用者や事業所の介護の質の向上につながるデータ活用の方向性が定められており、介護現場のデータの活かし方やマネジメントの質の向上に向けた取り組みが一層注目されています。
本セミナーでは、加算取得にとどまらないLIFEの使い方と、より良いケアの提供を目的とした特別養護老人ホーム、介護老人保健施設・デイケアにおける効果について理解を深め、次期介護報酬改定を含めた対応について考えます。
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三重県鈴鹿市の社会福祉法人鈴鹿福祉会 特別養護老人ホーム 鈴鹿グリーンホーム 施設長 服部 昭博 氏に、チームでLIFEに取り組むための考え方と実践についてご講演いただきました。
将来の人材不足や客観的でエビデンスのあるケアの評価の必要性を見据えて、当施設ではLIFEを含めた介護DXの導入とデジタルネットワーク環境の整備を進め、職員との課題共有をしながら組織の変革と生産性向上を進めてきました。こうした取り組みにより、LIFEの膨大な帳票作成の効率化も可能となり、2023年からは全てのLIFE関連加算を取得しています。
「ケアの質の向上を目指して、多職種で楽しんでLIFEと向き合う」姿勢を基本に、LIFEのフィードバックデータから自施設の強みや課題を把握して業務に活用する事例や、多職種が連携して取り組む体制づくり、そして、LIFEを現場に定着させるための工夫についても、実例を交えながらお話いただきました。このほか、グローバル人材の定着支援、生成AIの活用事例についてもご紹介いただき、持続可能なサービスの実現を目指す経営の考え方についてもご説明いただきました。
社会福祉法人鈴鹿福祉会 特別養護老人ホーム 鈴鹿グリーンホーム
施設長 服部 昭博 氏
経歴
自治体・関係団体の役職歴
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熊本県熊本市の社会医療法人寿量会 介護老人保健施設 清雅苑 施設長 野尻 晋一 氏に、データ入力で終わらせないLIFEの実践的な活用法についてご講演いただきました。
健康・医療・福祉・介護の分野で情報連携と利活用が進むなか、LIFEデータにおいても質の高い介護の実践や組織づくりに活かすアプローチが期待されています。こうした背景をふまえ、LIFEフィードバックデータの具体的な見方と活用法を解説いただきました。
また、当施設で構築している、フィードバックデータをAIで分析する独自のデータベースについてもご紹介いただきました。データの活用により、利用者が「できる動作」と「実際の生活動作」のギャップを可視化することで、多職種間や、利用者・家族にも分かりやすいフィードバックが可能となり、ひいては、リハビリや個別ケアの改善、業務効率化にもつながっています。こうしたお話のほか、データ分析を施設全体のケア改善に繋げるための視点や、介護現場で広がる生成AIのさまざまな活用事例についてもお示しいただきました。
社会医療法人寿量会 介護老人保健施設 清雅苑
施設長 野尻 晋一 氏
経歴
医療法人寿量会 熊本機能病院 入社
熊本機能病院総合リハビリテーション部 主任
訪問リハセンター清雅苑 センター長
ホームケアサポートセンター センター長
主な社会活動
LIFEに関わる老健事業等
主な著書
2027年3月31日(水曜日)午後5時まで
福祉施設を経営する法人役員、施設長、事務長など施設経営に携わる方など
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