― 介護と医療をつなぐ老健施設の役割 ―
令和5年2月28日をもちまして配信終了しました。
受講いただきありがとうございました。
各種経営セミナー配信中です!
平成30年度の診療報酬と介護報酬の同時改定では、団塊の世代が全て75歳以上の高齢者となる2025年に向けた道筋を示すものとして、医療機能の分化・強化、連携や、医療と介護の役割分担と切れ目のない連携を着実に進める改定が行われました。新型コロナウイルス感染症や大規模災害が発生するなかに行われた令和3年度介護報酬改定においても、この同時改定の流れは継承されています。
特に医療と介護の切れ目のない連携については、令和3年度介護報酬改定において「地域包括ケアシステムの推進」のなかで、医療と介護の連携の推進における“医療ニーズへの対応強化”として介護老人保健施設の評価が見直されたことに加え、令和4年度診療報酬改定においても、地域包括ケア病棟入院料の在宅患者支援病床初期加算の見直しのなかで、介護老人保健施設からの入院は他施設より高い評価がされています。
そこで本セミナーでは、令和3年度介護報酬改定を振り返りながら、次期同時改定を見据えた介護老人保健施設の目指すべき方向性を踏まえたうえで、今後、介護老人保健施設が在宅復帰・在宅療養支援機能の役割を果たすにあたり、益々重要となっていく医療機関との連携の実践事例や人材確保について理解を深め、健全で安定した経営基盤を構築するためのヒントを皆さんとともに考えます。
独立行政法人福祉医療機構
公益社団法人全国老人保健施設協会(共催)
会場開催(東京)と録画によるWEB(オンデマンド)配信により開催します。
会場での講演を録画し、WEB配信します。
【配信開始】令和4年11月25日
【配信期間】約3か月(令和5年2月28日17:00まで視聴可能)
配信期間内いつでも受講が可能です。
令和4年11月4日(金曜日) 10時10分~16時00分(受付9時00分~)
新霞が関ビルLB階「全社協・灘尾ホール」 (外部ページへ移動します)
東京都千代田区霞が関3-3-2
令和6年度の同時改定に備え、介護老人保健施設が目指すべき方向性、地域から求められる取組とは何か。令和3年度介護報酬改定を振り返りながら、東氏ご自身が委員として参画されている介護保険部会における議論の内容を踏まえて幅広くご講義いただきました。
また、ご自身の経験をもとに、現在も続く新型コロナウイルス感染症に対して、介護老人保健施設がとるべき対応、地域医療機関との連携についてもお話いただきました。
公益社団法人全国老人保健施設協会 会長 東 憲太郎 氏
昭和28年5月2日生まれ
昭和 55年 三重大学医学部卒業
三重大学医学部附属病院 胸部外科入局
平成 元年 有床診療所千里クリニック開業
3年 医療法人緑の風設立 理事長に就任
9年 介護老人保健施設いこいの森設立 施設長に就任
12年 グループホームくつろぎの家開設
居宅介護支援事業所虹開設
平成 17年~21年 全国老人保健施設協会 常務理事
平成 24年~現在 三重県老人保健施設協会 会長
平成 24年~現在 全国老人保健施設協会 三重県支部長
平成 24年~現在 全国老人保健施設協会 東海・北陸ブロック長
平成 24年~26年 全国老人保健施設協会 副会長
平成 26年~現在 全国老人保健施設協会 会長
その他
三重大学医学部 非常勤講師
厚生労働省社会保障審議会 介護給付費分科会 委員
厚生労働省社会保障審議会 介護保険部会 委員
厚生労働省医道審議会 専門委員
医療機関との連携は、介護老人保健施設が在宅復帰・在宅療養支援機能の役割を果たすにあたり、今後益々重要となります。
短期入所療養介護における総合医学管理加算やかかりつけ医療連携薬剤調整加算など、令和3年度介護報酬改定で評価された具体的な医療機関との連携事例や、介護予防サロン、フレイルサポートナースについて解説いただきました。また、ご自身の施設での人材教育や、入所者の生活しやすい環境づくりの工夫についてもご紹介いただいております。
公益社団法人全国老人保健施設協会 副会長
医療法人大誠会 理事長 田中 志子 氏
医療法人大誠会 理事長
社会福祉法人久仁会 理事長
群馬県認知症疾患医療センター内田病院 センター長
帝京大学医学部医学教育センター臨床教授
群馬大学医学部臨床教授
医学博士
1991年 帝京大学卒業
2004年 介護老人保健施設大誠苑 施設長
2007年 社会福祉法人久仁会 理事長
2009年 群馬大学大学院修了
2010年 医療法人大誠会 副理事長
2011年 同 理事長
主な資格
日本内科学会総合内科専門医、
日本老年医学会老年科専門医・指導医
日本認知症学会認知症専門医・指導医
認知症サポート医
主な所属
沼田利根医師会理事、日本慢性期医療協会常任理事、地域包括ケア病棟協会理事、
日本リハビリテーション病院・施設協会常務理事、全国老人保健施設協会副会長、
日本認知症学会代議員、
日本老年医学会代議員・認知症対策小委員・広報委員・ダイバーシティ推進委員、
群馬県慢性期医療協会支部長、日本認知症グループホーム協会群馬県支部理事
著 書
「ふるさとの笑顔が、咲き始める場所
~地域包括ケアシステムを実践する、とある病院のチャレンジ~」幻冬舎
「身体拘束ゼロの認知症医療・ケア」照林社
「楽になる認知症ケアのコツ」技術評論社
「高齢者栄養ケアUPDATE」医歯薬出版株式会社
「施設におけるエンドオブライフ・ケア」ミネルヴァ書房
「スーパー総合医 地域利用連携・多職種連携」中山書店
「介護福祉のための医学」弘文堂
「介護福祉士講座 こころとからだのしくみ」建帛社
「医療介護福祉士認定講座テキスト」厚生科学研究所 など多数
介護人材の確保については、少子高齢化の進行に伴い益々厳しさが増しています。
この講義では、各種調査から見えてくる介護人材不足や離職の要因を読み解くとともに、
人材確保を進める際の課題について、福祉医療施設で実施するコンサルティング手法を基に、自法人で試せる現状分析の方法や解決方法をご紹介します。
また、今後の介護人材確保に欠かせない国の支援策についてもご案内いたします。
独立行政法人福祉医療機構 経営サポートセンター
コンサルティンググループ 矢澤 創
【会場・オンデマンド配信】 1名 8,800円(消費税込・事前振込)
【会場】 100名
新型コロナウイルス感染防止のため、通常よりも会場定員を減らし、受講者間の距離を確保して実施します。
空調設備に加えて、扉の開放による換気を徹底します。
※令和4年9月5日(月曜日)から先着順にて受け付け、定員となり次第締め切ります。
※オンデマンド配信のみの受講については、定員の上限はありません。
時間 |
内容 |
---|---|
9:00~ |
受付 |
10:10~10:30 (20分) |
1. オリエンテーション 2. 開会のあいさつ 独立行政法人福祉医療機構 公益社団法人全国老人保健施設協会 |
10:30~11:50 (80分) |
「次期医療介護の同時改定に向けた老健施設の目指すべき方向性」 <講師> 公益社団法人全国老人保健施設協会 会長 東 憲太郎 氏 |
11:50~12:50 |
休憩(60分) |
12:50~14:20 (90分) |
「老健施設における在宅療養支援機能~地域における介護と医療の連携~」 <講師> 公益社団法人全国老人保健施設協会 副会長 医療法人大誠会 理事長 田中 志子 氏 |
14:20~14:30 |
休憩(10分) |
14:30~16:00 (90分) |
「介護人材確保について~これからの人口減少社会を見据え~」 <説明者> 独立行政法人福祉医療機構 経営サポートセンター コンサルティンググループ 矢澤 創 |
経営サポートセンター リサーチグループ セミナーチーム
TEL: 03-3438-9932(受付時間 平日9:00~17:00)
FAX: 03-3438-0371